Salesforceのお役立ち機能を紹介|他オブジェクトの参照、レポートのエクスポート、企業の最新情報をキャッチ
現代のビジネス環境は急速に進化し、競争が激化する中で、企業は顧客との関係を強化し、効率的に業務を遂行するためのツールを求めています。
Salesforce(以下、SFDC)は、そのようなニーズに応えるクラウドベースの顧客関係管理(CRM)プラットフォームとして、多くの企業に支持されています。
日々の業務活動に役立つ機能や「これは便利だ!」と思った機能をいくつか紹介します。
目次
他のオブジェクトにある項目を参照して、自動表示させよう!
「取引先にある項目を、商談に自動で表示させたい!」
「他のオブジェクトにもある項目は可能な限り自動で反映させて、入力回数を減らしたい!」
といったことはありませんか?
そんなときは、【クロスオブジェクト数式項目】を是非、活用してください。
クロスオブジェクト数式項目とは、”2 つの関連オブジェクトにまたがり、そのオブジェクトで差し込み項目を参照する数式”です。
参照できる項目は親オブジェクトのみであり、リレーションが無いオブジェクトの項目は参照できない点は注意が必要ですが、ボタンをクリックするだけで、簡単に設定ができます。
▼もっと詳しく内容を確認したい場合は、SFDCのヘルプページをご参照ください。
https://help.salesforce.com/s/articleView?id=sf.customize_cross_object.htm&type=5
それでは、早速設定していきましょう!
クロスオブジェクト数式項目の実装例
例として取引先の項目「ターゲット区分」を、商談の「ターゲット区分」に自動で表示できるように設定します。
※右クリック>新しいタブで画像を開く で大きい画像を表示できます
まずは、参照先の新規項目を、商談に作成をしてみましょう。
歯車マーク>オブジェクトの編集で、紐づけたい項目をそれぞれ追加します。
最後に動作確認です。
取引先で入力した項目の内容が、商談の項目に正しく自動反映されているか、必ず確認をしましょう!
反映がされていたら、設定完了です。
いかがでしたでしょうか?
意外と簡単に設定できたのではないでしょうか。
自動でSFDCのレポートをエクスポートして、業務効率アップ!
「日々の営業活動の中で、SFDCのレポートをエクスポートしたい!」
「定例MTGに使うため、レポートを自動でエクスポートしたい!」
といったように、状況に応じて自動でレポートが受信できると便利な場面があります。
毎回手動でエクスポートするのも手間なので、そんな時は自動化にしてしまうのが得策!
①スケジュールを設定して受信する方法
②ある条件が満たされたら受信できる方法
の2種類を紹介します。
▼SFDCのヘルプページ
https://help.salesforce.com/s/articleView?id=sf.reports_subscribe_notify_threshold.htm&type=5
スケジュールを設定して受信する
レポートを決められた日時に受信できるように設定することができます。
例えば、毎週月曜AM9:00に営業メンバー宛に営業レポートを送信する、などが可能です。
自分のみならず、受信者を複数設定することも可能なので、メンバーに配信されるように設定しても良いでしょう。
ある条件が満たされたら受信できる
上記のスケジュール設定に加えて、ある条件が満たされたらレポートを受信する方法です。
例えば、活動履歴が30件以上になったら毎週木曜16:00に営業メンバー宛に営業レポートを受信する、といったケースです。
上位該当レポートの登録の編集画面を表示します。
「条件をこのレポートに追加」のチェックボックスにチェックすると、選択項目が表示されますので要望に沿って条件を設定しましょう。
簡単に設定できたのがおわかりでしょうか。
uSonar(ユーソナー)ニュースで企業の最新情報をキャッチ!
ユーソナーニュースをご存知でしょうか?
企業の最新動向・新サービスの発表など具体的な行動等、法人企業に関するニュースをSalesforceへ連携することができます。
タイムリーな情報を取得できる為、日々のセールス・マーケティング活動に活かせます。
アプローチのきっかけとしてこのユーソナーニュースをこまめにチェックする、といったことが可能です。
無料で使用できますので、まずは設定し一度 使ってみてはいかがでしょうか。
インストールマニュアル・初期設定マニュアルが用意されておりますので、誰でも問題無く設定が可能です。
画像出典元:SFDC AppExchange > uSonar(ユーソナー)ニュース
まとめ
いかがでしたでしょうか?
SFDCの多彩な機能は、ビジネスの生産性向上や効率的な顧客管理を実現するための強力なツールです。
これらの機能を活用し、貴社の業務プロセスの効率化を目指しましょう!
他にもSFDCには便利な機能が隠れておりますので、またご紹介したいと思います。
SaaS連携開発やAPI開発支援でお困りの方へ
多くの企業で、1社あたり10程度のSaaSを利用しているといわれています。
それだけSaaSは多くの企業に必要とされていることがわかります。 しかし、複数のSaaSを利用することで情報の分断や多重入力といった問題が起こるリスクがあります。
業務の効率化を求めて導入したはずなのに、複数のSaaS利用によって新規導入や効果的な運用の足かせとなることがあるのです。
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